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マイナス2歳からの健口&健康育成・マタニティ歯科

−2歳からの予防セミナーのご予約はTEL.059-326-0054

三重県四日市市 悪い歯並び&虫歯予防

虫歯予防Caries prevention

むし歯は細菌による感染症&生活習慣病

虫歯は細菌が起こす「細菌感染症」であると共に、生活習慣の影響を強く受ける「生活習慣病」でもあります。
従って、虫歯を予防するためには、この2つに対応していく必要があります。

感染症としての虫歯予防

方針イメージ

虫歯を作る原因菌(ミュータンス菌)は、主に母親から感染することがわかっています。
特に歯が生えた時から2歳7ヶ月の間は、一番感染しやすい時期なので、『感染の窓』と呼ばれ、細心の注意が必要です。

大切なお子様の歯を守るためには、虫歯菌をお子様にうつさない事が大切です。
今まで、同じスプーンやお箸を共用し、唾液を介して虫歯菌が感染すると言われていますが、実は根拠がありません。
そこで、お子様がお腹の中にいる時期から、お母様のお口の健康管理を行い、お母様のお口の中のミュータンス菌を減らすことが重要です。

産まれてきた可愛いお子様を虫歯にさせないように予防をすることが、マイナス2歳からの虫歯予防です。

当院では、マイナス2歳からの虫歯予防について詳しくご説明しています。
お子様の歯の健康を守るために親子揃って一緒に予防を始めませんか?

生活習慣病としての虫歯予防

虫歯ができるためには、砂糖が必要です。
虫歯菌は、砂糖がなければ歯にくっつくことができず、歯にくっつかなければ歯を溶かすことはできません。

また、上に記載した「感染の窓」の時期に、如何に

虫歯予防はなぜ生まれる前から?

虫歯予防の難しさ

「自分は歯を一所懸命磨いているのに、虫歯になってしまう」

と訴える方がよくおられます。
我々歯科医師・歯科衛生士が虫歯予防に取り組んでみると、なかなか思うような結果が得られないことがあります。

一方、近年一部の歯科医院で『マイナス1歳からのむし歯予防』が行われています。
『−1歳から』とは、「妊娠する前から」のことを指します。
つまり、虫歯のないお子様にするためには、生まれる前から対策を取る必要があるのです。
ただ、妊娠するとっつわりなどで色々なことを行う余裕がなくなり、歯科医院に通うこともままならない状況になります。
従って、妊娠する前には虫歯など(歯並びについては「健康な歯並びへ」のページ参照)のリスクを下げておく必要があります。
従って、予防は『マイナス2歳から』行うべきです。

一度削った歯は、決して元には戻りません。
お子様の一生を決めるのが、幼少期のお口の細菌管理、更にそのためには、

出生前から母親のお口の細菌管理 = マイナス2歳からのむし歯予防

が必要です。

虫歯予防はマイナス1歳から!

(a) 虫歯予防にとって重要なこと

虫歯菌は母親から幼児期に感染することがわかっています。
両親と子供のお口の中に存在する虫歯菌のDNAを鑑定したところ、父親からは移らず母親のみから移っていることがわかりました。
したがって、虫歯菌に限定して言えば、(祖父母などが主に育児を担っている場合を除き)母子感染さえ防げばお子様を一生涯虫歯になりにくくできるのです。

ただし、母親の管理が出来ない年齢(社会人になったり学生になる頃)になると、食生活・生活習慣が変わり、虫歯が出来てしまう場合があります。
したがって、虫歯予防は保護者に対する教育だけではなく、その後(特に成人してから)に正しい食習慣・生活習慣を送れるよう、お子様本人に対する教育も極めて重要です。

感染の窓(虫歯菌の母子感染)

感染の窓とは

虫歯菌(ミュータンス菌)は、歯がなければお口の中に定着することはできません。
従って、歯がはえる前のお子様には、虫歯菌は定着しないのです。
歯が生え始めた頃からお子様のお口の中に虫歯菌が定着しやすい状態になり、特に1歳7ヶ月から2歳7ヶ月の間に、お母さんのお口の中から移り、定着するという説が有力です。

この時期のことを『感染の窓』と呼びます。
感染の窓と呼ばれる時期に、お母様(出来れば同居者全員)のお口の中の虫歯菌を減らすことにより、お子様のお口の中に長期間虫歯が少ない状態を実現できると言われています。
従って、お子様のむし歯予防は、母子が一緒に行う必要性が高いと考えられています。

第二の感染の窓

ところで、虫歯菌の感染の窓は、一つだけではないという意見もあります。
トゥルク大学 歯学部研究所、エバ・サーダリン先生(フィンランド)らによると、6歳臼歯が生える頃にも、再び虫歯菌 の感染がおこっているそうです。
この時期を

『第二の感染の窓』

と呼ぶ場合もあります。

感染時期の影響

生まれたばかりの乳児は、生後六ヶ月までは母親からもらった免疫と母乳によって病気から守られています。
その後、適度に外敵と接して戦い学ぶ「獲得免疫」により、徐々に免疫力を高めていきます。

幼少期に免疫を確立する上で最も重要なのが、胸腺の働きです。
自己と非自己を見分けるTリンパ球の働きは、扁桃から送られてきた情報を元に胸腺で教育されます。
免疫にとって重要なTリンパ球は、胸腺で自己を攻撃するものなどを除外し、非自己(外敵:細菌など)を攻撃するものが残され、正確に自己と非自己を見分ける免疫機構が確立していきます。
胸腺は新生児で8〜15g、最も大きくなるのは4歳から5歳の頃で25〜30g、10代以降は徐々に退縮していきます。

虫歯菌 感染予防 免疫本来体内に存在しない細菌が早期に感染してしまうと、それが非自己として認識されず、その細菌に対する免疫が正常に確立されない場合があります。
虫歯菌の感染も同様で、早く感染すると免疫がうまく獲得できず、虫歯菌の定着が起こりやすくなります。

逆に、虫歯菌にもし感染したとしても、その感染時期を遅らせることにより、ミュータンス菌の定着が起こりにくくなります。
実際、ミュータンス菌の感染時期が遅いほど、虫歯になりにくいという研究データがあります。

では、虫歯はどうやって予防?

お母様とお子様の虫歯菌の関係・・・『感染の窓』への対応

下のグラフの様に、お母様のお口の中の虫歯菌の数と、お子様の虫歯菌の数は関係があるといわれています。
上の項で説明したとおり、最もミュータンス菌の母子感染の危険性が高いのは、生後1歳7カ月から2歳7カ月の間 と言われています。(感染の窓)

ということは、その時期にお母様のお口の中の虫歯菌を減らしてやれば、お子様のお口の中に虫歯菌が移りにくくなり、その結果お子様のお口の中に虫歯菌が定着しにくくなります。

虫歯菌の検査

虫歯菌の感染を防いだり、感染の有無を調べるためには、唾液検査が必要です。
検査の精度を高めるためには、ガムのようなものを5分間噛む必要があります。
小学生以上のお子様や成人には、この方法で検査を行います。
乳幼児はガムを噛むことが出来ないので、簡易的な検査を行います。

出来ればお子様が生まれる前(妊娠中・理想的には妊娠前)に唾液検査を行い、もし虫歯菌が多く検出された場合は、出産前までに虫歯菌を減らす必要があります。
(虫歯菌を減らす方法居着いては下記。)

出産後には定期的にお子様に唾液検査を行い、虫歯リスクを監視していくと、虫歯菌の定着リスクを低く抑えることが出来ます。

母親の虫歯菌を減らす方法

お母様の虫歯菌を減らす方法には、

・ Professional tooth cleaning(PMTC)
・ 3DS(Dental drug delivary system)
・ キシリトール
・ プロバイオティクス

これらの対策をお子様が生まれてからではなく、妊娠時、できれば妊娠前から始めると効果的です。

PMTC

PMTCとは、専門家(主に歯科衛生士)が、患者様が自身で磨ききれない歯についたバイオフィルム(細菌の塊)を除去することをいいます。
よく『メインテナンス』として行われているのが、このPMTCです。

ただ、虫歯菌を低いレベルに保つ事を目的とすると、一般的に行われている間隔では不十分です。
従って、定期的に来院戴く目的は、セルフケア(自己管理)がキチンとでいているかどうかを確認し、不十分な部分を再指導する事で、このことは歯科医院でのバイオィルム除去以上に重要です。

ただ、妊娠中はつわりのためにお口の清掃が不十分になりがちなので、
3DS・プロバイオティクスについては歯周病予防と共通ですので、後述します。
キシリトールに関しては、さくら歯科HPの予防歯科(小児・成人)のページをご覧下さい。

また、ミュータンス菌の母子感染を抑制するための対策として、よく言われているのは、

・ 箸やスプーンの共有をしない。
・ 親が口をつけた物を与えない。
・ キスを避ける。

などですが、じつはこの考え方にはエビデンス(根拠)がありません。
実際には子供のお口の清掃に注意するなど、別の対応をする必要があります。

四日市さくら歯科では、虫歯菌の母子感染を防ぐために本当に必要なことについて根拠(エビデンス)のある方法を説明しています。

(1) PMTC

PMTC SPT歯科医院で特殊なブラシなどを使用して、ご自身の歯磨きでは落とせない「バイオフィルム」と呼ばれる細菌の塊をクリーニングすることを、

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)

と言います。
プロが徹底的に歯の汚れを落とすことにより、普段どうしても磨けない部分の細菌を取り除きます。
PMTCを行うことにより、お口の中にいた悪玉菌が大幅に減少し、善玉菌主体の細菌に入れ替わります。
このことにより、母親(妊婦)のお口の健康を保つことが出来るのみならず、お子様への細菌感染のリスクを減少できます。
悪玉菌は約3ヶ月で増加してきますので、3ヶ月に一度行うと良いとされています。

特に妊娠中はお口の中に Prevotella intermedia と呼ばれる歯周病菌が増殖しやすく、その結果歯肉炎を起こしたり歯周病を悪化させることがわかっています。
したがって、妊娠中にPMTC受けられるの、母体のためにも極めて有効です。

(2) 3DS

子供の虫歯予防・歯周病予防にとって重要なことの一つに、母親・その他家族のお口の中の細菌数を極力減らす必要があることは、先に述べたとおりです。
具体的には

・ 感染の窓と言われる時期に母親のお口の中の虫歯菌を抑制する
・ 家族全員の歯周病菌を常時出来るだけ少なくする

ことが必要になります。
3DS リテイナー但し、歯磨きだけではなかなか細菌数は減らせず、歯科医院で行うクリーニング(PMTC)も一時的な効果しかありません。
特に虫歯菌は歯周病菌より短期間で細菌数が元に戻ってしまいます。
また、キシリトールによる虫歯菌抑制は、効果が出るまでに数ヶ月のタイムラグがあります。

3DSとは、PMTCを行った直後、更に各個人の歯にあった『ドラッグリテイナー』(右写真)と呼ばれる物を使い、その中に消毒効果のある材料を流し込んで上下の歯に装着して、歯の表面から更に細菌を大幅に減少させる方法です。
この方法は速効性が有ります。
また、ドラッグリテイナーを家庭でも使用することにより、細菌の少ない状態を持続することが出来ます。
3DSを保護者に行うことにより、お子様への虫歯菌・歯周病菌の感染リスクを減らすことが可能と考えられます。

詳細は、さくら歯科予防総合サイト3DSのページをご覧下さい。

(3) プロバイオティクス

プロバイオティクスとは、体に良い作用を持つ微生物(乳酸菌など)やそれを含む製品のことをいいます。

お口の中の善玉菌に影響を与えず悪玉菌を抑える乳酸菌が何種類か商品化されていますが、その中でも最も普及しているのがスウェーデンで開発された、2種の特殊な乳酸菌を配合したサプリメントです。
スウェーデンでは特に乳児の夜泣きを防ぐ目的で使用されていましたが、口腔内細菌の種類を改善する目的でも使用されています。

プロデンティスの ミュータンス菌抑制効果この乳酸菌の特徴は、

・ 抗菌物質を産生
・ もともとヒトの体内に存在
・ 腸内環境に悪影響を及ぼさず、病原菌と戦う
・ 副作用がない
・ 乳児・子供・成人に対する完璧な安全性

といった特徴を有しています。

前述したとおり、口腔内のみならず乳児の夜泣きを抑える効果があり、新生児を抱える家庭にとって、ありがたいサプリメントとなっています。
マイナス1歳からの予防をかねて、母子共々使用すると良いでしょう。
(乳児には専用の商品があります。詳しくはお問い合わせ下さい。)

これらの菌は、実験により虫歯菌や歯周病菌を抑制するという結果が得られています。
(上グラフは虫歯菌の抑制効果の研究報告)
虫歯菌(ミュータンス菌)の多い方が使用することにより、マイナス1歳からの予防ページ先頭へ虫歯菌を減少させることができるのではないかと考えられています。

虫歯予防の流れについて

以下の流れ
は、何れも生まれてくるお子様の一生の健康を左右する、大切な事柄です。

  1. マイナス2歳予防説明会

    マイナス2歳からの予防が何故大切か、簡単な説明会を行います。
  2. M2Pの会入会

    マイナス2歳からの予防の会『M2Pの会』にご入会戴きます。
  3. 唾液検査(親)

    虫歯菌2種の割合、唾液の量と質、唾液中の潜血等の検査をします。
  4. 結果説明

    唾液検査の結果について説明します。
  5. 結果に基づいた対策

    唾液検査の結果に基づき、虫歯リスクを下げるための対策を説明します。
    結果に応じ、PMTCや3DSとよばれる予防処置を定期的に実施します。
  6. 各論セミナー

    その時点で必要な知識を、その都度細かく説明します。
    この時点では、妊娠中までの説明を行います。
  7. ご自身で対策を実践

    説明した対策を、普段ご自身で実践して戴きます。
  8. 妊娠したら

    妊娠中の注意事項の復習と、出産後の注意事項について説明します。
  9. 出産したら

    授乳の仕方、抱っこの仕方などを練習します。
    離乳食について、予備知識を勉強します。
  10. 乳幼児期の注意事項1

    寝かせ方、遊ばせ方、成長に伴う抱っこの仕方、その時点で何か問題があるかご相談に乗り、アドバイスします。
  11. 歯がはえはじめたら

    離乳食 の開始時期や与え方について説明します。
  12. 乳幼児期の注意事項2

    ハイハイ、つかまり立ちなどについて説明します。
  13. 乳幼児期の食育

    食事の内容が適切かどうか、その内容について相談に乗ります。
    食時の姿勢などについても、細かくアドバイスします。
  14. お子様の唾液検査

    1歳6か月で、お子様の唾液検査を実施、その結果について説明し、リスクを上げないために何が必要か、復習します。
  15. 感染の窓の時期

    食事調査などを行い、この時期に母から子に感染しやすい虫歯菌の感染を防ぎます。
  16. 唾液検査

    定期的に唾液検査を行って、虫歯リスクが上がっていないかどうか、確認します。
  17. 学童期の食育

    定期的に唾液検査を行って、虫歯リスクが上がっていないかどうか、確認します。
  18. 唾液検査

    中が樹卒業までに虫歯菌の唾液検査を行って、虫歯リスクが上がっていないかどうか、確認します。
  19. 中学卒業

    リスクが低く、虫歯がなければ、成人と同じ対応に移行します。

FAQ よくあるお問い合わせ

お箸やスプーンを親子が共有するのがよくない、というのは本当?

虫歯菌の感染にとっては、間違っています。


では、どうすれば虫歯菌の感染を防げますか?

当院の院内セミナーで詳しく説明しています。

マイナス2歳からの健口&健康育成・マタニティー歯科を行っているさくら歯科

三重県四日市市のさくら歯科では、常に最新情報を入手しながら、皆様に情報を提供しています。
さくら歯科についてはさくら歯科ホームページをご覧下さい。
お電話は 059-326-0054 まで。


マイナス2歳からの予防・マタニティ歯科

三重県四日市市で健口育成・マタニティ歯科セミナーを、開催しています。 お申し込みは 059-326-0054 さくら歯科まで。